おはようございます、祐川です。
今日は、僕がずっと助けられてきた、「3x3」という競技の話をします。
バスケットというと、ふつうは五人対五人を思い浮かべますよね。でも、3x3、つまり三人制のバスケットも立派な競技で、オリンピックの種目にもなっています。なんでこの話をするかというと、僕自身がこの3x3に本当に救われたから。そして、子どもたちにも「バスケの続け方は、一つじゃないよ」と伝えたいからです。
一度離れて、3x3で戻ってきた
正直に言うと、僕は一度、体のことでバスケットから離れた時期があります。もう前みたいにはできないかもしれない。そう思って落ち込んでいた時期もありました。
そんな時に、もう一度コートに戻るきっかけをくれたのが、3x3でした。五人制にいきなりフルで戻る自信はなかった。でも、三人制なら、と。やってみたら、これが面白かった。そこからのめり込んで、いろんなチームでプレーして、アジアの舞台で勝ったり、北海道で初めての3x3チームを立ち上げたり。気づけば、3x3が僕のバスケ人生の大きな柱になっていました。
もし「五人制じゃないとバスケじゃない」と思い込んでいたら、僕はあのままコートに戻れなかったと思います。
3x3は、ごまかしがきかない
3x3は、やってみるとすごく面白い競技です。何がいいかというと、人数が少ないぶん、一人ひとりの関わりがとにかく濃い。
五人制だと、正直、ボールに触らない時間もある。でも三人制は、コートに三人しかいない。常に自分が関わる。攻めも守りもごまかしがきかない。だから、判断する回数も、体を動かす回数も、けた違いに多い。
これは、育成という意味でもすごくいい。一人ひとりがたくさんボールに触って、たくさん判断する。五人制では出番が少なかった子が、3x3だと生き生きすることもよくあります。3x3は、ただの「別の競技」じゃなく、別の伸び方ができる場所でもあるんです。
「ここしかない」と思わない
この話で伝えたいのは、3x3をやろう、ということじゃありません。伝えたいのは、「今いる場所が、すべてじゃない」ということです。
今のチームでなかなか出番がない。五人制のスタイルが、どうも自分に合わない。そういう時、「だから自分はダメなんだ」と思い込んでしまう子がいます。でも、それはたまたま、その場所と相性が悪かっただけかもしれない。場所を変えたら、続け方を変えたら、急に輝くことは本当によくあります。僕がそうだったように。
「ここしかない」と思い込むと、行き止まりに見える。でも、視野を広げると、道はいくつもあるんです。
続け方を変えるのは、逃げじゃない
誤解されたくないことがあります。「合わないなら、すぐ別の場所へ」と言いたいわけじゃない。今いる場所で踏ん張る時間も、もちろん大事です。
でも、いろいろやってみた上で「自分にはこっちの形のほうが合う」と選び直すのは、逃げじゃありません。それは、自分を生かせる場所を自分で見つけにいく、立派な挑戦です。
僕にとっての3x3は、まさにそれでした。五人制から逃げたんじゃなく、自分がもう一度夢中になれる形を選び直した。その結果、バスケットを今もこうして続けられています。
道は、いくつもある
もし、お子さんが今のバスケで行き詰まっていたら。あるいは「自分はバスケに向いてないのかも」と落ち込んでいたら。ひとつ、頭の片隅に置いておいてほしいんです。バスケの続け方は、一つじゃない、ということを。
五人制も、三人制もある。バリバリのチームもあれば、楽しむチームもある。プレーするだけじゃなく、教える、支える、という関わり方もある。入口が一つに見えても、奥にはいくつもの道がある。今の場所がしんどくても、それは「バスケの終わり」じゃない。続け方を変えれば、挑戦はまた始まります。
僕は、3x3にそれを教えてもらいました。
---
「今いる場所がすべてじゃない」——子どもの続け方や居場所に迷った時の見方を、LINE「スケガワ|バスケ成長サポート」でもお届けしています。僕が現場で使っている『声かけチェックリスト30』も無料でお渡ししています。
下のリンクから、ぜひ友だち登録をお願いします。












