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子どもの挑戦は、“手前”で決まる。
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子どもの挑戦は、“手前”で決まる。

おはようございます、祐川です。日曜なので、今週(月曜からの一週間)話してきたことを、一本の線でまとめてみます。

今週を振り返ると、目に見える結果そのものより、その“手前”にあるものの話を、ずっとしていたんです。

土台。環境。時間の使い方。大人の関わり。そして、大人自身の背中。順番に振り返ります。

月曜・火曜・水曜

月曜は、「バスケだけ、早く絞らせなくていい」という話でした。早く一本に絞ると目先は伸びるけれど、怪我や燃え尽きが増えやすい。レブロンやアイバーソンのように、世界のトップほど若い頃は複数の競技をやってきた。上達の手前にある、いろんな動きの土台と、「好き」でいられる時間を守ろう、という話です。

火曜は、「大学でベンチに座った」話。出番という結果の手前にある、「出ていない時間」をどう過ごすか。ベンチは罰じゃなく、準備の場所だ、という話でした。

水曜は、「部活がなくなる町で、受け皿を作っている」話。プレーの手前にある、「場所」や「環境」。子どもの居場所は、待つより作る側に回る、という話でした。

木曜・金曜・土曜

木曜は、「うまくなる子は、よく寝て、よく食べている」。技術の手前にある、睡眠と食事という、身体の土台。練習を足す前に、土台を見る、という話です。

金曜は、「日本代表は、53人から12人になる」という話。トップでも、大半が「選ばれない」側にまわります。僕自身、中学で選抜に選ばれた一方、高校では育成枠や国体に選ばれず、大学では一度Bチームに落とされて、そこから這い上がった。選ばれないのは終わりじゃない、選ばれなかった後をどう過ごすかだ、という話でした。

土曜は、「教える側になっても、僕はまだ現役で戦っている」。今年の三月、熊本の社会人全国大会に出て、一回戦で負けてきました。それでも現役を続けるのは、子どもに「挑戦しろ」と言うなら、今も挑んでいる人でいたいから。挑戦は、勝ち続けることじゃなく、挑み続けること、という話でした。

今週の、一本の線

並べてみると、はっきりします。

早く絞らない土台。出ていない時間。場所と環境。選ばれなかった後。睡眠と食事。大人の背中。

その下に、土台や、環境や、時間の使い方や、関わり方がある。そこが整っているかどうかで、子どもが挑戦を続けられるかが変わってくるんです。

手前の、いちばん奥

そして、その“手前”の、いちばん奥にあるもの。それは、大人自身が、まだ挑み続けているか、だと思います。

土台を整えても、環境を作っても、最後に子どもが見ているのは、近くにいる大人の生き方です。「挑戦しなさい」という言葉は、言う人自身が挑んでいるかどうかで、重さが変わる。これは、僕自身にも、いつも返ってくることです。逆に、大人が、不器用でも何かに挑み続けていたら、何も言わなくても、子どもはそこから学びます。

だから僕は、現役を続けているし、新しいことにも、初心者として飛び込み続けています。子どもに見せられる背中を、できるだけ長く持っていたいからです。

今週のまとめ

今週は、結果の“手前”の話ばかり、していました。

それは、結果がどうでもいい、という意味じゃありません。むしろ逆で、いい結果を長く出し続けてほしいからこそ、その手前を整えよう、という話です。

土台を広げる。出ていない時間を活かす。環境を作る。選ばれなかった後を支える。よく寝て、よく食べる。そして、大人も挑み続ける。このどれもが、すぐには結果に見えません。でも、ぜんぶ、子どもの挑戦を、下から支えています。

子どもの挑戦は、結果そのものより、その手前で決まる。これが、今週の結論です。

今週も、聞いて、読んでくれて、ありがとうございました。よかったら、誰かに届くように、シェアしてもらえたら嬉しいです。

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