こんばんは、祐川です。
今日は、この時期ならではの話を。夏の体育館。あれ、本当にきついんですよ、という。そんな話です。
外より、暑いんです
まず、バスケをやったことがない人に、分かってもらいたいのが。夏の体育館って、外より暑いんですよ。
「え、屋内なのに?」って、思うじゃないですか。でも、そうなんです。建物の中に熱がこもる。しかも、あの、天井の高い、大きな空間。冷房なんて、ほとんどの体育館にはないですからね。窓を開けても、風なんて、通らない日は通らない。
で、そこで、何十人もが走り回る。人が動けば、熱が出る。もう、サウナみたいになるんですよ。床が汗で濡れる。空気が、もわっと重い。あの感じ。経験した人なら、分かってもらえると思います。
汗の量が、すごい
だから、汗の量が、とにかくすごい。
練習が始まって、10分、15分で、もう、Tシャツが絞れるくらい、びしょびしょ。子どもたちも、大人も、関係ない。僕なんて、指導で、そんなに動いていないのに、汗が止まらないですからね。
で、怖いのが、床が滑るようになること。汗が落ちて、そのまま放っておくと、踏んだ瞬間に、ツルッといく。これ、本当に危ない。だから、こまめに拭く。「汗、拭いて!」というのは、夏の体育館では、技術指導と同じくらい大事な声かけなんですよ。
関東の夏は、別物でした
でね。暑さの話で、思い出すことがあって。
僕、大学は、神奈川の東海大学に行っていたんですよ。北海道から出て。で、向こうで初めての夏を迎えた時。もう、衝撃でしたね。
暑さの質が、全然違うんですよ。北海道の暑さって、まだ、からっとしている部分がある。夜になれば涼しくなるし。でも、関東は、もわーっとしていて、一日中暑い。夜も暑い。体育館なんて、もう、地獄ですよ。北海道から来た人間には、あれはきつかった。
「祐川、溶けてないか?」
で、それが、完全にネタにされていまして(笑)。
夏の練習のたびに、当時の東海大のヘッドコーチだった陸さんに、言われるんですよ。「祐川、溶けてないか?」「大丈夫か?」って。
しまいには、「祐川が溶けてたら、練習終わりだ!」なんて(笑)。もう、完全に、北海道の人間は暑さに弱い、という、そういうキャラになっていました。
でも、あれ。冗談みたいに言われていましたけど、実際、本当に溶けそうだったんですよ、僕(笑)。動けない。頭も回らない。「あー、これは、地元とは違うわ」と、毎年思っていました。
まあ、あの、笑いながら声をかけてくれる感じに、だいぶ助けられた気もしますね。しんどい練習の中で、ああいうひと言があるだけで、ちょっと空気が緩む。
集中力が、落ちる
あと、暑さで、はっきり変わるのが、集中力です。
暑いと、頭が回らなくなるんですよね。同じことを言っても、入っていかない。動きも雑になる。切り替えが遅れる。普段なら、絶対しないようなミスが出る。
これ、子どもがサボっているわけじゃなくて、単純に、体が暑さにやられているだけなんですよ。だから、そこで「集中しろ!」と怒っても、あんまり意味がない。それより、休ませる。水を飲ませる。体を冷やす。その方が、よっぽど効きます。
水分は、こまめに
水分の取り方も、夏は特に気を使います。
「喉が渇いた」と感じた時には、もう、体は水分が足りていない状態なんですよね。だから、渇く前に飲む。一気にたくさんじゃなくて、こまめに少しずつ。これが基本。
あと、汗を大量にかくと、水分と一緒に、塩分も出ていく。だから、水だけじゃなくて、スポーツドリンクとか、塩分も一緒に取れるものがあるといい。まあ、僕、一応、アスリートフードマイスターという、食事の資格も持っているので(笑)。このへんは、けっこう気にする方です。
あとは、練習の前と後。ここで、しっかり水分と栄養を入れておく。夏場は、食欲も落ちがちなので、そこも見ていかないといけない。
休憩は、遠慮なく
昔はね。「水を飲むな」なんて時代もあったんですよ。信じられないですけど。今は、もちろん、違う。
僕は、夏は、遠慮なく休憩を入れます。予定していたメニューが終わらなくても、「今日は、ここまで」と切り上げることもある。だって、無理して倒れたら、元も子もないですから。
それに、暑さで頭が回っていない状態で、だらだら続けても、身になりません。それなら、短く、集中してやった方がいい。夏は「量より質」に切り替える。そういう割り切りが必要だと思っています。
だから、外に出たくなる
で、こういう、蒸し風呂みたいな体育館にいるとね。だんだん、思うわけですよ。「外の方が、涼しいんじゃないか」って(笑)。
実際、風が通る分、外の方が、よっぽど気持ちいい日もある。今日も僕、山を走りに行ったんですけど。あれも、正直、そういう気持ちもあったんですよね。ずっと体育館の中にいるより、たまには外の空気の中で体を動かした方が、子どもたちも、僕も、いいんじゃないか、と。
短い夏を、どう使うか
北海道の夏なんて、あっという間ですからね。
暑さと、うまく付き合いながら。でも、この時期にしかできないことも、ちゃんとやる。汗をかいた分だけ、何かが積み上がる時期でもあるので。
まあ、まずは、僕がバテないようにしないといけないんですけどね(笑)。皆さんも、この暑さ、無理せずいきましょう。
はい、今日は、夏の体育館の話でした。
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